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500年前のIT革命
 
 今日は500年前のIT革命について書いてみたいと思います。
500年前、ヨーロッパでは、グーテンベルグが活版印刷を発明しました。この活版印刷の発明が、500年前のIT革命です。この頃、最大の情報産業は、修道院でした。修道院では、多くの修道士をかかえており、修道士は毎日手書きで書物を写しておりました。グーテンベルグが活版印刷を発明したことにより、50年後には1万人を超していた修道士が職を失いました。
 グーテンベルグの活版印刷の発明により、書物の価格が大幅に下がり、普通の平民が書物が買えるようになりました。この結果、教育革命が起きました。印刷革命により、書物が安くなり色々な教科書が生まれました。そして、今日の学校の基礎が出来上がりました。
 さらに、印刷革命がルターの宗教革命をもたらしました。ルターの前にも、宗教革命の先駆者は大勢おりました。しかし、その伝播の早さや広さには、口伝えの限界がありました。ルターの書いた物は、そのまま印刷され、ドイツ中に無料でばらまかれたと言われております。この結果、宗教革命が起きました。
 十五世紀後半の大航海時代も、この印刷革命の影響と言われております。インド航路の発見もただちに印刷によって知れ渡りました。マルコポーロの東方見聞録も印刷革命の結果、多くの人に広まりました。コロンブスは、この東方見聞録を見て、アメリカ大陸を発見しました。
 このように、たった一つの活版印刷技術の発明により、教育革命や宗教革命が起きたのです。次回は現在起きているIT革命について私の見解を述べたいと思います。
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税理士法人森田いそべ会計
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