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12.日蓮主義研究『現代の日蓮主義・創価学会について』
 この写真は単なるイメージです。
創価学会との最初の出会い
 
 私が創価学会と最初に出会ったのは、忘れもしない中学の時でありました。今でも親交のある中学の同窓生のK君から『どうしても話したいことがあるから』と半ば強制的に、とある宗教団体の集会に連れて行かれたのです。その集会では大人たち数名が、私一人を囲み『幸せとな何か?』『宗教とは何か?』と講義をしまくり、この宗教団体に入会するように迫られたのです。
 私は、『入会を強く検討するので時間が欲しい』と回答し、その場を立ち去るのがやっとでした。これが『創価学会』との最初の出会いでした。
 数日後、K君ら数名によって拉致されるように『折伏』された同級生の怒りは相当なものがありました。
 
 この写真は単なるイメージです。
 ところで、この当時でも創価学会員は日本人口の5%以上はいたようでした。なお、現在では800万人ぐらい?です。優秀なな生徒やそうでない生徒もおりましたし、折伏に熱心な生徒もおりましたがそうでない生徒もおりました。但し、話を聞いてみるとほぼ全員がかなり信仰心が強かったような気がいたしました。
 
 さて、この頃から街では『創価学会の会員』による折伏が流行いたしました。街を歩いていると、きれいなお姉さんに「少しお時間はいいですか?」と言われてついて行くと、何人かに囲まれて『折伏』されるのでした。
 次第に、創価学会による折伏は社会問題となっていきました。一般に、キリスト教やイスラム教は布教活動が極めて熱心と聞きます。しかし、日本の仏教は信者の獲得・布教活動に熱心ではありません。その背景には、日本の宗教の歴史、特に檀家制度があったことも影響あるかもしれませんし、禅宗などは布教活動はなじまないのかもしれません。
 そこに、突然のように創価学会の折伏運動です。折伏運動のターゲットには小中学生も含まれていたのですから、学校ですら問題にしました。私の中学でも折伏運動には関わらないようにとの先生からの訓示もあり、反発する信者もおりましたが次第に落ち着いて参りました。
 藤原弘達先生の『創価学会を斬る』は、創価学会の折伏運動が最も盛んな時に発行されました。藤原弘達先生は、発行当時は相当な迫害にあったそうです。
創価学会の登山と団体専用列車
 日蓮正宗では、大石寺に参詣することを「総本山に登る」という意味から「登山」といっておりました。1991年に日蓮正宗宗門が創価学会に破門を通告するまでの間は、多くの創価学会会員が登山しておりました。その時の臨時列車が、身延線の富士宮駅まで運行されていた、通称「創価臨」「創臨」であります。
 なお、新幹線の新富士駅は創価学会のためにできたそうです。
創価学会と日蓮主義について
 
 私の友人には、何人かの創価学会の信者がおります。宗教について議論したことはありませんが、熱心な信者であることは有名です。彼らからは、『折伏』を受けたこともなければ、宗教を勧められたこともありません。ただ、一度だけ『人間革命』を読むよう勧められたことがありました。
 創価学会の内に秘めた『日蓮主義』は、化城の昭和史を飾る『日蓮主義』とは同じものなのでしょうか?
人間革命について
 
 人間革命(にんげんかくめい)は、宗教団体創価学会第2代会長戸田城聖によって唱えられた、同会における中心的な思想の一つである。
 次に、小説『人間革命』は、創価学会草創期からのエピソードなどを小説化したものであり、戸田城聖および第3代会長池田大作による作成された。池田版『人間革命』『新・人間革命』は2015年2月10日現在で7000回の連載記録を達成しており、この記録は、新聞小説としては日本一の連載回数となっている。単行本の総発行部数は全世界で4000万部に達するとしている。
 最後に、映画『人間革命』と『続・人間革命』は、創価学会の会員の動員もあり、大ヒットを記録した。しかし、報道写真を大量に使用し著作権の問題で、今では創価学会の会員でも鑑賞の手段がない幻の映画となっている。「主演の丹波哲郎が、スピーチで『南無阿弥陀仏』と念仏を唱えた。」というエピソードを持つ。
2006年にシナノ企画からDVDが発売され、再び日の目を見ることになった。
 創 価 学 会 

初代創価学会会長・牧ロ 常三郎

明治4 -昭和19

 

 

 「正しい宗教(法華経)に基づく人間変革を基盤に社会を変革するという『立正安国』の思想」に強く共鳴し、日蓮正宗に入信する。

 


昭和5年創価学会創立、新渡戸稲造、柳田國男、犬養毅ら28名が参加。

昭和18年伊勢神宮の神札を祭ることを拒否、治安維持法違反並びに不敬罪の容疑で逮捕。翌年、巣鴨拘置所内の病監で栄養失調と老衰のため死去した。

 

 

2代目創価学会会長・戸田 城聖

明治33 - 昭和33

 


 

  創価教育学会を「創価学会」に改め、昭和26年、第2代創価学会会長に就任する。7年間で75万世帯を折伏することを目標に掲げた。 

また、日蓮正宗の外護という創価学会本来の目的を果たすべく、大石寺への大講堂の建立・寄贈などを行った。昭和33年(1958)に入ると、学会員に大石寺へ参詣するよう指示。

昭和3341日、急性心不全で急死。

昭和29年(1954)の選挙には学会員を出馬させ政治進出を果たし、後の公明党結成の布石とする。
3代目創価学会会長・池田 大作
1928年1月2日 –

1960年5月3日 創価学会第3代会長に就任。戸田の七回忌までに300万世帯の信徒獲得と邪教撲滅を目標に掲げる
1964年日蓮正宗大石寺(富士宮)に正本堂を寄進を発表。同年、公明党結成。
1977年寺院否定論、この頃より日蓮正宗との間で摩擦
1979年創価学会会長を引責辞任、名誉会長に就任
1990年日蓮正宗を批判
1991年創価学会、日蓮正宗から破門
1992年池田大作及び創価学会会員、日蓮正宗から信徒除名処分
(参考までに)
現在の創価学会では、葬儀は友人葬で僧侶は呼びません。また、戒名もありません。
お墓は墓地公園が一般的のようです。
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税理士法人森田いそべ会計
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TEL.054-364-0891
代表 森田行泰
税理士
社員 磯部和明
公認会計士・税理士

1.各種税務相談・税務申告
2.記帳業務
 3.給与計算・決算指導

■東海税理士会所属
■日本公認会計士協会所属
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