老後の過ごし方
2021-01-23
1.老後の準備
私は、今年73歳になりました。しかし、いまだ現役です。そもそも、自営業の私には定年がなくその代わり死ぬまで働かなくてはいけないと思い込んでおりました。
しかしながら、昨年心臓の手術をしたあたりから少しずつ考えが変わってきました。まず、第一に歳をとるにつれて体が動かなくなってきました。次に、徐々に私の後継者も育ち、なによりも従業員のレベルが上がり、仕事を任しても大丈夫と思えるようになってきました。というよりも、私が次第に勉強をしなくなり、勤労意欲が無くなってきたのです。
そこで、もしかしたらもう始まっているかもしれない老後について、考えてみることにしました。
まずは、老後の生活です。仕事の代わりに、何かやることを見つけることが重要です。そう、生きがいというか?いわゆる趣味を大急ぎで見つける必要がありそうです。
お陰様で私は金銭的には、贅沢をしなければ老後の生活に不自由しなくても済みそうです。問題は時間のつぶし方です。
多くの知り合いは定年後、家にこもりがちなようです。私はできるかぎり外に出ることが重要だと感じております。そして、人と交わることも大事なことのように思えます。
私にとって、老後の準備とは有意義な趣味を見つけることのようです。
2.老後の時間のつぶし方
老後は、生きがいというか趣味を見つけなければいけないと思っておりますが、生きがいとか趣味というと、なんとなく身構えてしまいます。そこで、『有意義な時間のつぶし方を考える』とレベルを下げて考えてみました。
1.ガーデニング
まずは、ガーデニングです。バラの手入れは20年前からしておりました。最近は、パ-ト職員に掃除とバラの手入れを任しておりましたが、そのパート職員が今年の3月に退職することになりました。4月からは、いよいよ、私の出番です。今度はバラだけでなく、草花も含めたガーデニングに挑戦してみようかと思っております。しかしながら、ガーデニングには季節要因があり、これだけでは時間がつぶれません。
2.日帰り旅行
昨年、心臓の手術をしたためか、宿泊をともなう旅行には抵抗があります。しかし、日帰り旅行なら、思い出深い暇つぶしができそうです。ただし、春と秋の季節の良い時、家内の都合とご機嫌に合わせる必要があります。
3.美術館巡り
一時期、美術館巡りを趣味にしようとして東京の美術館に行きました。残念ながら遠隔地の美術館は疲れただけでした。したがって、近くの美術館、少なくとも月1回は家内に声をかけて行くようにしようかと思っております。
4.スポーツクラブ
実は、私は運動は苦手な方なのですが、心臓の手術後のリハベリを兼ねて、できる限り毎日、地元のスポーツクラブ似通っています。本当はアルコールを飲んでいる方が、幸せな時間を過ごせるのですが、健康のためスポーツクラブはできる限り行こうと思っております。
5.DVD鑑賞
夜は、テレビを見る代わりに、近くのツタヤでDVDを借りてみている時間が長いです。DVD鑑賞はあまり有意義な時間を過ごすとういことからすると、時間を減らすべきでしょうが、一番楽な時間つぶしのため、かなりの時間を割いているような気がします。
6.研修と読書
公認会計士と税理士には、研修が義務づけられております。また、有意義な時間を過ごすためには読書の時間をもう少し割こうかと思っております。できれば、勉強した時にはそのエッセンスを、恐らく聞きたがらないと思いますが、強引に説明する機会を設ければ、研修や読書に身が入るのではないかと考えております。
7.会合への参加・ブログの作成
高齢者となると社会との接点が、薄れていきそうです。できる限り、会合に参加すると同時に、ブログでも作成すれば頭のトレーニングになるかもしれません。
ということで、いろいろと老後の時間のつぶし方を考えてみました。ここまで書いて、ふと気が付きました。これらのことはすべて現在実行しているか着手していることばかりです。ということは、もう老後が始まっているのかもしれません。