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4.『朝顔日記』の主人公について
秋月娘深雪
鳥居忠雅「生写朝顔日記」
朝顔日記の中での盲女朝顔の澤村田之助

清水歴史探訪より)

この物語の主人公、深雪(=朝顔)について、詳しく調べている方がいらっしゃいました。地元生まれ、地元育ちという、田辺孝次さんです。

 

「この深雪(=朝顔)さんなんですけれども、いつ頃の時代の方なんですか?」

「いわゆる家光から綱吉の時代になるのだか。」

「江戸時代ということですか?」

「江戸時代の初期ですね。」

「お生まれはどちらだったんですか?」

「結局、延岡。その当時は県(あがた)っていうんですが、後に名前が変わって、延岡になっているんですね。」

「そうしますと、お殿様のお姫様ということだったんですか?」

「そういうことですね、いわゆる六万石のお姫様です。」

片岡 仁左衛門 (十二代目)
片岡 仁左衛門 (十二代目)
深雪=加賀屋歌江
人気女形である玉三郎さん演じるところの“朝顔”

 

田辺さんは、深雪(=朝顔)の足跡(そくせき)を訪ねて、深雪(=朝顔)の故郷である延岡がある日向の国、今の宮崎県まで足を延ばしていました。調査の最初の関門は、地名だったようです。

 


「入江小のいろはかるたの中に、『朝顔日記』ということで載っていたので、それから関心を持つようになって、一辺調べてみたいなと思っていました。

 ヒントは、財部(たからべ)という地名でした。

放送で、財部藩(たからべはん)が高鍋藩(たかなべはん)に改名されたということがわかったのです。それから調べれば調べるほどわかってきた。まだまだ、調べるといくらでも出てくるんですよ

ところが、財部(たからべ)という地名を調べてもなにもないんですね。諦めていたら、名君で有名な上杉鷹山(ようざん)の放送があったのです。上杉鷹山は、高鍋藩(たかなべはん)6代目藩主の秋月種美(たねみつ:秋月家22代目)の次男で上杉家に入ったのです。
深雪
深雪
深雪と阿曽次郎
朝顔
朝顔
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税理士法人森田いそべ会計
〒424-0816
静岡市清水区真砂町4-23
TEL.054-364-0891
代表 森田行泰
税理士
社員 磯部和明
公認会計士・税理士

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2.記帳業務
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■東海税理士会所属
■日本公認会計士協会所属
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