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いそべ会計の地図
税理士法人いそべ会計
〒424-0816
静岡市清水区真砂町4-23
TEL.054-364-0891
代表 磯部和明
公認会計士・税理士
代表 森田行泰
税理士
1.各種税務相談・税務申告
2.会社設立・記帳業務
3.給与計算・決算指導

■東海税理士会所属
■日本公認会計士協会所属
 4.缶詰ラベルの紹介
 缶詰のラベルにも見どころがいっぱいです。
左側が輸出用、右側が国内用の昔の缶詰用ラベル
  現在では、缶に直接印刷しております。
 「こちらは、缶詰に貼られたラベルになります。
 今の缶詰といいますのは、紙のラベルをこう回してのりで貼るということではあまりなくて、缶詰の金属自体に、もう印刷をしてしまっていますので、紙製のラベルというのはなかなかなかったんですけども、これは昭和のはじめから平成のはじめくらいにかけて使われた紙製のラベルになります。
 右側に白く、あれが『のりしろ』になりますね。缶詰に回してのりをつけて手仕事で貼っていたということです。かなりいろんなデザインがあって、面白いですね。今正面にありますのは、右側の額に入ったものが国内用、左側が輸出用のものになるんですけども、赤がものすごく多いのが分かりますでしょうか。」
「そうですね。赤が多いですね。青い物もありますけれども、必ずどこかに赤が入っているようですね。」
「やっぱり当時から、赤というのは、食欲を増幅させるというのが分かっていて、赤をたくさん使ったようですね。
 それで面白いのが、魚の缶詰ラベルを展示してあるんですけれども、絵が多いですね。絵で描いたものが多いというのは、当然といえば当然なんですけども、活きのいい魚の写真って、なかなか撮れないですよね。
 跳ねているところの写真なんてなかなか撮れませんので、その活きのいい、おいしそうな魚を缶詰のラベルにつけるには、写真じゃなくて絵を描いて付けるのが一番よかった、ということだそうです。
 果物の缶詰であるとか、そのほかの缶詰についても、おいしそうな絵を描いてラベルにするというのが、やっぱり多いですね。」
「海外向けなんですけれども、何か言語がいろいろあるようなんですが。」
「そうですね。『Chicken Sea(チキンシー)』なんて書いてありますけど、英語のものもありますし、そのすぐ下には、これ読めないですよね。」
「ミミズの這ったようなデザインになっていますが(笑い)。」
「これ、中東・アラビア語のものになりますね。
 かなり日本からは、アメリカもそうですけれども、こういった中東であるとか、それからヨーロッパに向けても輸出を盛んにしていたようですね。今も昔も、『GEISHA』(芸者)ブランドというのは、日本から外国に出されるものでは、好まれますね。」
「芸者さんの絵が描かれていると、『あ、日本だ!』と分かってもらえるわけなんですね。」
「やっぱり、芸者・富士山(ふじやま)ですね。」
ソリッド(ファンシー)
フレーク
 「この頃のこの日本製のこういった缶詰っていうのは、海外でも評価というのはどうだったんでしょう。」
 「ツナ缶から言いますと、日本のツナ缶というのはものすごくおいしい、ということと、それと、金額も含めて安かったものですから、評判は良かったようですね。
 それと、面白いのは、こういったツナ缶、魚の缶詰をよく出していたんですけども、魚というのは、主に獲れる時期というのは、暖かい時期が多かったものですから、11月を過ぎますと漁獲量というのはちょっと下がってくるので、それで安定した缶詰産業をまかなうためにはどうしたらいいか、っていいますと、そちらにあるようなみかんの缶詰を作ったようですね。
 で、このみかんの缶詰が、またすごく評判がよかったようです。特に、ヨーロッパのほうでは、この温州(うんしゅう)みかんの缶詰が爆発的に売れたということです。
 ヨーロッパのほうではマンダリンオレンジもありますけども、この温州みかんの甘さ、それから、甘いシロップの中につけたこの甘さというものが、海外にものすごく受けたようですね。」
缶詰みかんに隠された秘密?
 缶詰のみかんを見て、不思議に思ったことはありませんか?
みかんの皮を綺麗にむいて、房まできれいにして食べるのは結構手間がかかります。余程器用でないと、あんなにきれいな粒にはできないでしょう。一体どのようにしているのでしょうか?
 実は、塩酸という薬品を使って効率よく皮を溶かしているのです。塩酸といえば、学生時代に化学の実験で使った劇薬であり、トイレのクリーナーに入っていたりして、何だか怖いイメージがあります。実際、かなりの毒性があるのですが、加工したあとに塩酸が残留していなければ、身体に害はないので、みかんの皮むき以外にも食品業界では広く使われている方法なのです。
 というのは、強酸でありながら揮発する特徴があり、目的の仕事だけをさせて不要になれば、加熱して除去してしまえば済む、という利点があるからです。
教育のまぐまぐより
 時代をうかがわせるラベルもあります。
最初のツナ缶「FUJIMARU」ブランド
 「こちらですね、『Made in occupied Japan(占領下の日本)』と書いたラベル類、一括で集めてあります。缶詰の製造年月日っていうのは缶の上か下にデコボコになって印字されているものですから、昔のこういったラベルの中には、いつ作ったとかっていうのは、全然書いていないんです。
「Maid in occupaid Japan(占領下の日本)」が記入されたラベル(1947~1951)
 ですから、ラベルにしちゃってあると、いつの頃のものかっていうのは分からないんですね。その中で、この『occupied Japan』という風に書かれたラベルというのは、時代が判定しやすいものですね。
 これが入れられているのは、昭和22年8月から昭和26年8月までだそうです。その間は、アメリカの進駐軍から『海外輸出用のラベルには、こういったものを入れなさい』という指示が出ておりますので、その時期に判定されるものですね。
 面白いのは、当初新しくなった時期、これも『Made in occupied Japan』と書いてあります。読めないですよね。」
 「小さいですね、字が。」
 「はい。だから、日本人としては『占領下の日本』という風に入れるのはあまりしたくない。だから、最初は大きく分かるように入れていたんですけれども、最後の方は小さくて読めないくらいにしちゃっている。」
 「他の字の半分以下の小さい字になっていますね。」
 「せめてもの反抗だったんでしょうかね。面白い資料だなと思います。」
 「これは終戦後、占領下の日本で造られていたものということが分かるわけですね。」
 「はい。時期の限定ができる、ちょっと珍しい例ですね。」
 清水港と富士山が描かれた「まぐろ長者煮」ラベル
SSK(清水食品)・後藤缶詰(はごろも)とともに清水缶詰御三家と言われたSMC(清水水産)の看板
ベースボールブランドの「野球ミカン」ラベル
めずらしい「SAMURAI」ブランドラベル
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