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 6.潮音閣(ちょうおんかく)から見た風景
(清水歴史探訪より)
 
 清見寺の海に面した2階には広間があり、潮音閣(ちょうおんかく)と呼ばれています。
 
 「今、お2階の三面ガラス張りの潮音閣というところに参りまして、景色がいろいろ見えるんですけど、その道の右側が、大正天皇が皇太子時代どうやら水泳をやられたところらしいんですね。」
 「はい。」
 
物品販売所の奥の部屋に昔の興津海岸の絵が置いてありました。
 「それで、昔は海中にある岩に、『皇太子殿下御海水浴跡』という石碑があったんですけど、今は埋め立てられちゃったので、陸地になって同じものが現在も立っています。」
 
右の写真が、『皇太子殿下御海水浴跡』の石碑
 
「今あの海岸の方を見たんですが、その今度は逆側の方向を見てみます。
 今、鐘楼(しょうろう)を、この潮音閣のお2階から見ています。すると、ちょうど真横ぐらいに、700年ものの梵鐘(ぼんしょう)が半分くらい見えます。
 この梵鐘(ぼんしょう)こそが、今からおおよそ700年昔、正和(しょうわ)っていう年号がありますけど、1314年っていう時代に伊豆で鋳造されたと言われている名鐘(めいしょう)でございます。
 
写真の真ん中に梵鐘が見えるのがわかりますか?
 音が非常に良くて、今静岡県の文化財になっていますけど、非常によく余韻を引くんです、この梵鐘は。
 古くは、秀吉さんが小田原の北条征伐する時に、この清見寺で陣を張っているんですね。そのときに小田原城の出城の韮山城を攻撃するときに総攻撃の合図に使うっていうことで、この梵鐘を徴用して現地で使っているわけです。それで、勝ったのでまたここへ返して帰還していったということになります。」
 「はい。」
 「現在は除夜の鐘のときだけしか使いません。もったいないですけどね。」
 「はい。」
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税理士法人森田いそべ会計
〒424-0816
静岡市清水区真砂町4-23
TEL.054-364-0891
代表 森田行泰
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